セカンドライフの「活気ある」ミュージックシーン
http://www.latimes.com/entertainment/news/la-et-secondlife-concerts-20100609,0,3048158.story
を訳してみました。意訳なので細かいところはごまかしています。
クレイグ・リオンズや他のインディーズアーティスト達は、バーチャルオンラインワールドで先陣を切っている。バーチャルワールド、それは生活費を稼いだり、自分の音楽をプロモートしたり、ファン層を拡大したり、信念をつらぬくための一つの手段である。

「泡(バブル)を飛ばしてください。そうしてくださる皆さんにずっと感謝します」。歌手・クレイグ・リオンズは月曜日夜、満員のライブハウスで観客に語りかける。観客はすぐに、部屋を泡(バブル)でいっぱいにした ~ リオンズが彼の楽曲 Under Water を演奏する間に・・・。
その2日前、観客は雪を降らせた ~ リオンズの楽曲 Winter の時に・・。
ロサンゼルスを活動拠点とする、このシンガーソングライターは、週に何回も行われるライブで、このような「超自然的な不思議な演出」を観客に期待するようになった~そのライブが行われる場所は、超自然的なことをアバターとなって実現できる仮想オンライン世界のセカンドライフだ。
※注1: リオンズさんの楽曲 Under Water の演奏時には、演出で泡のパーティクルが飛ばされます。
※注2: リオンズさんの楽曲 Winer は聞いたことがないですが、たぶん演出で雪のパーティクルが飛ばされるのだと思います。
数年間にわたったセカンドライフ加熱報道がだんだん減少して行っているにもかかわらず、セカンドライフは生き続け、そしてその仮想的空間の中で音楽シーンはずっと繁栄し続け、リオンズのような先頭に立つインディーズ系アーティストが存在している。彼らは生計を立て、楽曲のプロモートを行い、月間約100万人の(ログイン)ユーザがいる仮想空間上でのライブ活動を行っている。
3500以上存在するvenue(ライブ会場)からの出演料に加え、気前のいいファンからリンデンドル(WebサイトでUSドルから両替できる)のチップをいただく。セカンドライフユーザーは変動両替レート(1USドル=265リンデンドル前後)でリンデンドルを売買できる。
リオンズは1ステージあたり通常100$~200$(日本円9,000~18,000)の収入を得て、時間帯の異なる地域に住む観客に向け、しばしば1日に3回のライブを行う。
この3次元仮想世界は、カリスマ技術者のPhilip Rosedale(タイム誌の、2007年に世界で最も影響を与えた百人に選出されている)が設立したリンデンラボ社が2003年にサービスを開始した。リンデンラボの「現実と異なる展開の世界」で、他の人とチャットしたり、エキゾティックな架空世界にテレポートしたり、家や車、洋服などを買ったり、無数にある架空娯楽の中で楽しむことができる。
“So You Think You Can Dance,” “The Real World” などのショーで使われた楽曲を含む4アルバムをリリースしているリオンズはこのように考えている: 通常のツアー(realLife)環境では不可能と思われる、地球規模の人々に歌を届け、ファン層を拡大することができるプラットフォーム(土台)を、セカンドライフは全てのアーティスト達に同一条件で提供している、と。
「ライブに普段これない、シングルペアレントの子供や、身体にハンディキャップを持つ人々、バーで15USドルのドリンク付きチケットを買う余裕のない人々に歌を届けられることを本当に素敵に思う」と彼は語る。
セカンドライフのライブ客は、「リアルライフ」のナイトクラブか屋外ステージに似せた架空のvenue(施設)でアバタの姿でライブを見る。演奏者は自身のスタジオからライブストリーミング映像を提供する一方、演奏者のアバタが架空のステージで演奏する。ライブの間、ファンは一緒になり、ローカルチャット機能を使って拍手(applause)や、楽曲の感想、時には他の人を誘惑する言葉を投げかける。
ライブホールいっぱいのファンがアバターであることに、リオンズは驚かない。彼いわく「お客さんはドットの集まりなんかじゃなくって、リアルに生きている人に見えるから」。ステージの横にある看板で、ファンはiTunesや、MySpace、FaceBookのページ経由でリオンズの楽曲とつながっている。これらの媒体のトラフィック(アクセス量)はセカンドライフで定期的に演奏を始めてから増加し続けている。
彼のライブによく来ているHelen Harbisonは、バーチャルプラットフォームで提供されるアーティストとの双方向体験は、今ままでのリアルライフのライブを遙かにしのぐ、と信じている。アイルランドのダブリンに住むHarbisonは「セカンドライフ上のライブは特別な経験」と言う。「アーティストと観客の交流は、リアルライフのすし詰めの会場ではまず体験できない特別なものだ」と。
セカンドライフがサービスを開始してから、デュラン・デュラン、スザンヌ・ヴェガ、ベン・フォールズなどのほんの一握りのアーティスト達が仮想空間で演奏したりイベントを開催しているが、大きな反響を得るに至っていない。「何年間もセカンドライフは過剰宣伝された姿とマッチしていなかった」とexecutive director of the Center for Management of Enterprise in Media, Entertainment and Sports at UCLA.のNelson Gaytonは語る。「人々が想定したものに、テクノロジーが追いついていなかった」と。
しかし今、彼はこう言う。「(セカンドライフが)音楽を体験したり、音楽をプロモート出来る存続可能なプラットフォームじゃない、と言い切れる理由はない。ライブ会場で演奏する挑戦をする代わりに、仮想空間で演奏してみたら?あなたの才能をプロモートする一つのプラットフォームだし、あなたが伝えたいことがなんであれ、観客はあなたのメッセージを体験できるから」
~ ちょと疲れましたので以下省略 ~ ^^;